・カ行カ行☆「狂気の桜」 02/10/26 「窪塚主演」と「邦画」という2つのキーワードで観てしまった。が、観ているこっちが狂いそうになるようなストーリー展開。ヘビーだ。 主人公たちに共感できないし。いや、登場人物たちが「狂気」ってことなんだろうか。身を滅ぼすような強い信念をもって散っていく。それは相容れることができない人たちにとっては、狂気にしかうつらないのかもしれない。 ☆「キューティーブロンド ハッピーMAX」 03/11/30 一作目を見ていなかったらちょっと迷ったけど、コメディだからストーリーのつながりは余り気にしなくていいかな、と思って観ることにした。 展開としては、お馬鹿な(と思われている)ぶっ飛んだブロンド娘が、いろんな困難を吹き飛ばして新しい道を切り開いていくというもの。 2作目の今回は、弁護士のヒロイン・エルが自分の結婚式のために、愛するペットの母親を式に招待しようと探し出したら、なんとその母親が動物実験に使われていて・・・。怒って、動物を使った化粧品の実験を阻止する法案を通すために頑張る話。 本当にハチャメチャなヒロインで、初出勤の日にどピンクのスーツを着てっちゃうし、馬鹿馬鹿しいところもあるんだけど、すごく惹きつけられる。 服装にしても行動にしてもとにかく型破りなんだけど、まわりを気にするのではなく、自分の思うとおりに生きているところが魅力的なんだなと思う。 することも派手だから、その分困難もたくさん降りかかってくるけど、どんどんそれを打ち破っていくところが見ていて楽しい。彼女自身がやりたい!と思うことを素直に実行しているからこそ、いつもハッピーで、まわりの人もハッピーにすることができるんだと思う。 つまり犬を助ける法案を通す、というストーリー展開はさほど重要じゃなくて、それを達成するまでのエルの行動が大事なんだよね。 そして、そういうエルの信念?は、犬の話からもっと大きな、アメリカという国に住む人全体に疑問を投げかけるまでになる。これは、映画を通して訴えかけているところもあるんだろうな。押し付けがましくなく。 コメディだけど、ちょっと奥が深かった。満足。 ☆「キル・ビル」 03/11/9 なんとなく話題になっている映画で、しかも舞台の多くが日本ということで、好奇心がわいて見に行った。 あらすじとしてはヒロインの復讐劇、といったところ。でもこのヒロインがか弱い女性じゃないんです。(まあ、か弱い人が復讐なんて考えないんだろうけど) 元マフィアの暗殺者ということで、めちゃくちゃ強いです。自分を傷つけた組織のメンバーに対して容赦ないほど暴れてくれます。 でもそれを酷い!とはなんだか思わせない。確かにそれだけの仕打ちをうけているし、こうヒロインが魅力的なのよね~。 で、前半はセンスのいいアクションや画面構成でみせるんだけど。途中からアニメーションとか入ってきてなんでもあり状態。 特に日本に舞台がうつってからは、ちょっと笑えた。外国人から見た日本感っていうが詰め込まれていて。 終盤の料亭を舞台にした、大アクションシーンはかなりエグいシーンの連続なので、万人向けとはいえないんだけど、このアクションがまたすごかった。いろんな地形を利用したバトルや画面構成がみせてくれる。 ただここでも、ヒロインが下手な日本語をしゃべるので笑えてしまう。 「カカッテ・コイ!」みたいな。 全部英語でよかったじゃん。 続編もあるということで、見てしまうかもしれない。 くれぐれも万人向きではないけど、こういうの好きな人にはたまらない映画かも。 ☆「g@me」 03/11/24 03年11月24日(月) とりあえず映画を観よう、ということで映画館へ。 色々悩んだけど、何回もテレビで紹介されてたし、g@meを観ることに。 私、別にミーハーなつもりはないんですが(そうか?)やはり、主役の2人(藤木直人と仲間ユキエ)が並んだ姿は美しい。 これだけで絵になるぜ、みたいな。 ストーリー展開としては、お金持ちの家出娘と、その娘の父親にちょっとした恨みを持つ青年が、狂言誘拐をしてお金をふんだくってやれという始まりです。そして2人は恋に落ちて・・・。(ちょっとベタ?) HPを使ったやりとりとか、身代金の受け渡し方法とか結構凝っていて、主役2人の作戦が成功しますように!とハラハラしてみました。 でも、その誘拐作戦にカタがついたところでストーリーが終わっていたら「ん、まぁ凝ってたけど、あんまり見ごたえなかったな」というところだったのだけど、そのあとにまたどんでん返しがあるのです。 あぁ、どれが本当なの?ってまたハラハラ。 この後半があってこそ「ああ、観てよかった!」って感じ。 「g@me」ってうのは、誘拐をめぐる頭脳ゲームと、何より2人のラブゲーム(いやん恥ずかし)という意味なんだなぁと、映画を観てから思いました。 ☆「恋は邪魔者」 03/10/21 内容は「これからの女性は男性と対等で、仕事もどんどんこなすべき。そのためには恋も結婚も邪魔!」という本を執筆したヒロインと、ワケあってその彼女に恋愛をさせようとモーションをかける雑誌記者の話。そしてその恋はやがて真実のものに・・・。 というとベタな感じもするけど、ヒロインをはじめ女性達のファッションがとっても魅力的。 ノリや画面の使いかたもいいし、ストーリーも最後までどんでん返しがあって、飽きずに楽しめた。 軽い気持ちで観て、面白かった!って帰れるような作品だった。 ジャンル別一覧
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